製品情報

サンタックIBシートの特徴

01高い耐久性と水密性
  • サンタックIBシートは 紫外線に強く、耐候性が高い防水シートです。ポリメリック可塑剤を配合し、年数を経ても硬くなりにくいシートです(10年保証)。
メタルハライド耐候性試験

一般に軟質塩化ビニル樹脂系シートの劣化後の引張り強さは上昇し、伸び率は低下します。これらは、シート中に含まれる可塑剤が劣化に伴い浸出・揮散することにより、シートが硬質化するためです。劣化後の性能をより明確に把握するためには、劣化後の低温物性を測定することが有効です。

  • 建築物の周辺環境条件により、防水シートにほこり・泥・煤煙・花粉などが付着する場合がありますが、防水機能には影響はありません。美観を重視する屋根には、IBトップコートF もしくは IBリフレコート(遮熱塗料)の使用をおすすめします。
02水蒸気透過性能
  • サンタックIBシートは、水蒸気透過性が大きく、下地の水分をシート表面から徐々に排出し、脱気筒設置の必要がなく、フクレのない防水層を形成できます。
  • 降雨後防水下地が濡れていても防水施工が可能です。
03難燃性能
  • サンタックIBシートは、「塩化ビニル樹脂系防水シート」なので、自己消火性があり、ゴムシート防水層と比較して(当社比)外部からの飛火に対して、難燃性に優れています。(JIS K 6911耐燃性A法準拠)
04耐摩耗性
  • サンタックIBシートは耐摩耗性を有し、軽歩行が可能です。(一部の工法を除く)強度も強く、カラス等のくちばしのついばみにも強いシートです。
サンタックIBシート耐鳥害性試験(防水材料別比較模模擬試験)

露出シート防水層の耐鳥害性(くちばしによるツイバミ穴又は破れ)を想定し、スパイク試験機による耐久性試験をサンタックIB-HWC15(一般複合系1.5mm)について行い、各回数毎における防水シートの劣化状態の進行を測定し、参考比較としてTPO樹脂系シート(早川ゴム㈱製)(1.2mm)及び合成ゴム系シート(早川ゴム㈱製)(1.2mm)についても同様の試験を行いました。

加圧回数 サンタックIB-HWC15 TPO樹脂系シート 合成ゴム系シート
0回
5,000回

貫通傷なし
 

劣化の著しい進行
(シート形状をなさず)

劣化の進行
(シート形状をなさず)

(早川ゴム㈱製)

試験条件

加圧力 15kg/本
加圧回数(回) 0~5,000回
試験台の可動速度 2.5秒/サイクル

05メンテナンスフリー(保護塗装不要)
  • サンタックIBシートはシート自体に高い耐候性を有しており、他の多くの防水材料で必要なトップコート(保護塗装)が必要ありません。その為定期的な塗り替え作業が不要なので、メンテナンスコストが軽減します
06多用な工法
  • 新築・改修やコンクリート造やS造などの条件に合わせた各種工法ラインナップしております。施工条件によって最適な工法をご提案いたします。 ※各種工法のご紹介はコチラ